物価上昇や老後資金の問題など、将来への不安を感じるている方は多いと思います。
実際、厚生労働省の調査では「老後資金に必要な資金は平均で2000万円」と言われています。
平均的な年収でこれを貯めるのは難しと感じる方もいるでしょう。
しかし私は、工場勤務で年収400万円半ばの普通のサラリーマンとして働きながら、
副業をせずに20代で2000万円の資産を築くことができました。
今回は私が資産形成のために実際に行った3つのステップを紹介します。
再現性の高い方法なので、誰でも今日から実践可能です。
この記事はこんな方におすすめです。
- 若いうちから資産形成に興味のある方
- お金の勉強をしたい方
- 老後や将来に不安を感じている方
- 節約や投資に関心がある方
資産形成までの3つの手順
私が資産形成をするために実践したのは、以下の3ステップです。
STEP1:支出を整える〜使うお金を管理する〜
資産形成で最初にやるべきは「増やす」よりも「減らす」です。
収入を増やすより支出を減らす方が確実で、効果が早いからです。
私は最初の半年で、固定費を月3万円削減しました。
主な見直しポイントは次の通りです。
- 携帯サブブランド(Y!mobileやUQmobile)への乗り換え(▲5,000円)
- 不要なサブスク解約(▲5,000円)
- 保険プラン見直し(▲10,000円)
- 自動車保険の見直し(▲1,0000円)
これだけで年間約36万円、10年で360万円の差になります。
節約というより「無駄をやめる」だけでこれだけ効果があります。
また、支出管理には「マネーフォワードME」などの家計簿アプリを活用しました。
自動でグラフ化してくれるため、どこにお金が消えているか一目で分かります。
STEP2 : 家計の健康診断をする
支出の管理ができれば、次は家計全体の状態を確認してみましょう。
ここでも家計管理アプリを使うのがおすすめです。
確認すべき主なポイントは次の3点です。
- 不要な支出の確認(特にサブスクや保険)
- 毎月の収支(黒字化できているか)
- 年間収支の確認(収入の何%を貯められているか)
- 貯金の習慣を身につける(貯金の継続)
不要な支出の確認
まず確認すべきポイントは支出欄の確認です。
「解約したつもりが、実は継続されていた。」というケースは少なくありません。
使っていないサービスに何千円も払うのは非常にもったいないですね。
また、年払いの契約もあるため、1ヶ月分だけ確認して「もう大丈夫」と思っていると、突然年払いの請求が来ることもあります。
数カ月から1年間ほど家計を継続的に管理し、「確認する習慣」を身に着けましょう。
月の収支
次に確認すべき項目は月単位の収支です。
毎月の収支がプラスになっていることを確認しましょう。
私の場合、収支がプラスだと達成感を感じることができ、家計管理を続けるモチベーションになっています。
これも家計管理アプリを使う大きなメリットのひとつです。
もし収支がマイナスであれば再度、支出を見直し、不要なサブスクなどがないか確認し、不要な固定費を削減しましょう。
年間収支
家計管理を一年程度継続できたら、年間収支を確認しましょう。
年間でどれだけ資産が増えたかを把握することで、自分の家系改善がどれだけ効果を上げているのか実感できます。
貯金の習慣を身につける
最後にしなければならないことは「貯金の継続」です。
ここは人にもよりますが数年間の我慢が必要です。このサイトでも目標額を紹介しますが、ご自身でも目標額を細かく設定し、「継続」することを心がけましょう。
ひとまず、目標額として貯金100万円を目指しましょう。
一番辛く、しんどい期間ですが、
ここを乗り越えるとある程度、貯金を習慣化させることができます。
なるべく貯金を楽しみながら頑張りましょう。
私の場合は、毎月通帳とにらめっこして貯金額が増えるのを楽しみにしていました。
そして、100万円を貯めることができたあなたは、立派な「貯金の習慣」が身についています。
自信を持ちましょう。
ちなみに令和2年度の金融広報中央委員会の調査では20代単身世帯で貯金額100万円未満の割合は49.9%でした。
よって20代で100万円を頑張って貯めることができたあなたは、貯蓄においては平均以上となり、立派な「貯金の習慣」が身についていると思います。自信を持ちましょう!
そして、第2の壁は貯金200万円です。
これは次の「投資フェーズ」に移るために必要な金額です。
ここで、なぜ200万円が第2の壁となるかというと、
第1の壁で貯めた100万円は生活防衛資金として残しておく必要があるからです。
生活防衛資金とは、生活防衛資金とは、不測の事態(失業、病気、災害など)で収入が途絶えた際に、生活を維持するために必要な資金のことです。将来のための貯金とは区別し、生活費の3〜6ヶ月分を、すぐに引き出せるように預貯金とは別に確保しておくことが推奨されます。
私の場合は、貯蓄を200~250万円程度ためた状態で投資をスタートしました。
「投資」を攻めとすると、生活防衛資金は「守り」のお金です。
まずは「守り」を固めておくことで思い切って攻めに集中することができます。
また、資産変動でマイナスが出た際に精神的にも負担がかかり、狼狽売りをしてしまうというケースもよくあるようです。
不測の事態が起きても対処できるよう最低でも100万円程度は投資に使わず残しておきましょう。
最後に、第1の壁で100万円を貯めることが出来たあなたなら、
第2の壁である200万円も貯めることができると思います。
貯金を楽しみ、習慣化し、継続することで第2の壁も突破しましょう!
STEP3 : 投資の実践
おまたせしました。ここまで準備ができれば実際に投資フェーズに移りましょう。

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